片付けのキホン 玄関の片付け

「頑張っているあなたを整理収納で応援します」
奈良の整理収納サービス たのしか 藤田純子です

20年主婦をしているのに、片付けられない 

「片付けが苦手で、20年主婦をしているのに、片付けられない。」
ホームページにてお問い合わせいただきました。
プロに頼んでみたいけど、家に入ってこられるのに抵抗がある、家族からの反対、などなど
作業のご依頼をいただくまでにはかなり勇気のいることだと思っています。

そんな、片づけで悩んでいる方に私がお役に立てることといえば、
「片付けのやり方をわかりやすくお伝えする」ことだと考えました。
これからは何度かに分けて「お片付けのキホン」をわかりやすくお伝えしていこうと考えています。

玄関からの片付けがおすすめ

「片付けたい気持ちはあるけど、どこから手をつけたらいいかわからない」
お客様、私の友人からもよ〜くお聞きするお言葉です。
キッチンもなんとかしたいし、リビングもモノでわちゃわちゃしてるし、
いざ、片づけようと思っても色々気になって、どこから取り掛かっていいやら、悩むことも多いと思います。
出来れば片付ける場所が限られている場所、玄関からを私はおすすめします。
靴や園芸用品、工具類など置かれているものも限られていますし、
なんといっても片付けの途中で今日はもう無理!と諦めてしまっても(笑)
元に戻しやすいのが一番です。

片付けもタイミング

今回は4年前からおつき合いのあるお客様の玄関のお片付けをお手伝いさせていただきました。
ことある時に作業のご依頼を頂いております。
片付けもタイミングがあるかと思います。人生の節目であったり、新たな人生をスタートさせる時であったり、
そのタイミングにご一緒させていただくことは私自身、本当に嬉しくてお仕事のやりがいをいただいております。
お写真掲載のご協力もいつもありがとうございます。

1段づつ、少しづつ、ともかく全部出す

片付けはまず中に入っているものを全部出します。
「出す」ということは一回でもそのモノに触り、奥の方で見ることもなかった使っていないモノを見ることになります。
壊れていた、なんで置いてあったんやろ、出してみると思うことも多いです。
1段づつでも、小さい場所からでも、ともかく、モノを全部出して見ることが大事です。
入っているモノを全部出したらきれいにお掃除です。
下駄箱だけでなく、玄関ドア、三和土もきれいにお掃除しましたよ。

使っているか使っていないかで分ける、上手なモノの手放し方

出したモノを「使っているモノ」・「使っていないモノ」に分ける作業が片付けの2番目の作業。

玄関に置かれているモノのなかでも、まず、靴の「分ける」作業から取り掛かります。
靴やら傘やら園芸用品やら、あちこち仕分けしていると「分ける」作業が進まなくなることがあります。
靴の仕分け、そのあと傘、園芸用品などアイテムごとに仕分けしていきます。

お子さんがいるご家庭ならサイズが小さくなって履かなくなった靴が出てくるかと思います。
この靴を履いているお子さんを何度も見送られたんだろうなあと思うと私も感慨深いです。
お客様は処分される靴をきれいに並べ、写真に撮っておられました。
また後で写真を見ることができると思うと、手放しやすくなりますね。

モノは捨てるのではなくて、モノを卒業することだと言われる方もおられます。
子どもは小学生の時はランドセル、中学生のカバンに変わり、卒業して新たな出会いがあります。
モノを手放すことで卒業して、新たなモノと出会う。
いずれにしても上手にモノを手放すことが大切ですね。

収納場所を全体で見る、分析する

片付けの3番目、最後は「しまう」です。
全部モノを出したところで、どうやって収納するか、使いやすい場所はどこかしっかりと分析します。
お客様は4人家族ですので、棚を2段づつ、下のお子様→上のお子様→奥様→旦那様と個人ごとに収納しました。
それぞれのスペースを作ることで定位置が決まり、片づけやすくなる、散らかりにくいというメリットがあります。

アイテムごとにまとめると取り出しやすい

玄関には靴以外に園芸に使うもの、虫除け、工具などを置かれていることも多いと思います。
虫よけセット、靴磨きセットなどアイテムごとにまとめます。
100均のカゴなどを使ってひとまとめにすることですぐ取り出せることが出来ますね。

お片付け完成!きれいになった玄関でモチベーションアップ

玄関は、帰ってきたらまず入る場所。家の顔ともいえます。
きれいな玄関だと家族も家に帰ってくるのが嬉しくなります。
玄関がきれいになると、また別の場所もきれいにしようと片付けのモチベーションもアップしますね。

今回は、お掃除などもたくさんご協力いただいて、3時間ほどで完了しました。
ご依頼いただいて、お客様からいただくご縁ですが、このように出会わせていただけたことを本当に感謝いたしております。
作業の合間には、ご家族皆さんとお昼ご飯を頂いたり、4年間の間のお子さんの成長を見せて頂いたり、
私も家族の一員にしてくださっているという思いがあって、本当に感謝しかありません。
私自身ももっとお片付けの腕を磨き、 お客様のお役に立てるようさらに頑張っていきたいと思います。

少しづつ片付けていれば、必ず片付く

なかなか、先が見えないお片付け。私も2年かかりました。
めんどくさがりな私が片づけを続けることができたのは、自分のもやもやした気持ちをなんとかしたかった、
失った自分の自信を取り戻したかったからかもしれません。

少しづつでも続けていれば必ず片付きます。

続けるコツは今日中に終わらそうとか無理をしないこと、
あちこちの場所に手を付けるのではなく、玄関を片付け、次は洗面所というように、
一ヶ所片付けて、終わったら次の場所に取り掛かる、きちんと完成させて行くことが大切だと思います。

まとめ

片付けのキホンは
①出す(入っている場所からモノを全部出す)
②分ける(使っているか使っていないかで分ける)
③しまう(よく使っている物から、使いやすい場所にしまう)という作業です。
まずは引き出し1段づつでも①出す、②分ける、③しまう、を実践してみてください。

どうにも自分一人では無理な時、お片付けの応援団として私がおります!
お気軽にお問い合わせくださいね。

この記事を書いた人

藤田 純子整理収納アドバイザー1級/発達障害住環境サポーター/看護師

「私があなたのおうちを片付けます。」

看護師として20年以上の経験を生かし、子育てママから老前の整理まで幅広く片づけのお悩みにお答えします。

金額や作業内容などなど、気になることはメールでも電話でもお気軽にお問い合わせください。

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