肩の腱板断裂で手術を受けました。

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奈良の整理収納サービス たのしか 藤田純子です。

ブログ更新が途絶えておりましたが、実は肩の筋が切れて手術を受けておりました。
腱板断裂の手術を受けた体験が何かお役に立つことができればと思い、今回は記してみました。

腱板断裂は誰にでもなる可能性あり

昨年の年末、自分の不注意で脚立から転落。
幸い、顎を切って、病院で縫合していただくだけで済みました。そのうち治るだろうと思っていた右肩の痛み。

1ヶ月経っても痛みは続いており、近くの開業医さんで診察。
肩の筋にダメージがあると1週間に1回、炎症を抑える注射をして頂いておりました。

3ヶ月経って、痛みは落ち着いてきたものの、肩が上がりにくい状態が続き、紹介状を持って大きな病院に受診。
MRなどの精密検査の結果、肩の筋が切れている「腱板断裂」と診断を受けたのでした。

腱板とは肩の関節を安定させる働きをもった4つの筋肉で、使い過ぎですり減ったり、老化によって腱が弱くなり切れやすくなるとのこと。
なので、50才から60才では自然と切れることもあり、五十肩と思っていたら、腱板が切れていたということもよくあるそうです。

入院して同じお部屋になった方も「私は両肩手術したのよ」とか体験談をお聞きして、腱板断裂は多いのだと実感しました。

自分で目指すゴールを考える

治療としては切れた腱板を縫い付ける手術か、リハビリである程度動かせるようにして様子をみるか、どちらかの選択でした。
ともかく自分なりに腱板断裂について調べてみることにしました。

同じ手術を受けたというお笑い芸人さんのYouTubeや肩専門の医師が腱板断裂について詳しく紹介されているホームページなど。

医師からも治療についての説明はもちろんされるのですが、自分の中に腱板断裂を受け入れ、今後どうするのか、
腱板断裂について調べながらも自分の目指すゴールを考える作業をしていたんだと思います。

リハビリで様子みようとも思ったのですが、今後の自分の人生を考えた時、きちんと治して前向きに人生を送りたいという気持ちが強くなり、手術を受けることを選択しました。

主治医の先生にも「以前と同じように仕事をしたいので手術を受けたい」との思いを伝え、じゃあなるべく早くにと手術の日にちを一緒に考えてくださいました。

腱板断裂の手術を受けて

関節鏡という内視鏡での手術で、私が覚えている限りでは3時間半ほどで終了。
肩に何箇所かの小さい傷跡があるだけで、手術翌日から歩くこともできます。
ただ、手術後の痛みより装具固定がしんどい。手術後すぐに大きな枕つきの装具で固定されます。

イメージとしてはラグビー選手がラグビーボールを脇に抱えて走る場面。走りはしませんが、あれを24時間常に続けているという感じ。
装具固定はせっかく縫った筋肉が再断裂しないためなのですが、大きな枕を脇の下に挟んでの生活はまぁ大変。

寝る時も上向きしか寝れず、利き手の右肩の固定なのでご飯を食べるにもこの枕を挟んで食べるのでまぁ食べにくいこと。
一番困ったのは、足の爪を切る時、枕が邪魔で爪を切ろうにも手が足先まで届かない、しばらく悶絶しておりました。


入院生活を楽しむために

リハビリを含め6週間の入院が必要とのことで、暇やなーって過ごすより、楽しんで入院生活を過ごすぞーって決めて入院しました。

入院中の過ごし方をちょっとご紹介
①動画・映画鑑賞→手術後数日間は痛みがあって何にもする気になりません。そんな時間潰しに役立ったのがノートパソコンやスマホでの動画鑑賞。
prime Videoで映画を見たり、旦那さん一押しの講談師「神田伯山」の毒舌動画を見たりして笑って過ごしていました。

②資格取得のための勉強→毎年わからないままやっている確定申告。ヒーヒー言いながらなんとかやり過ごしていましたが、せめて言葉の意味ぐらいは知っておきたいと簿記の勉強をしてみました。今のところ最初の「借方かりかた」「貸方かしかた」が右か左かがわかったぐらいで止まっております。

③マッサージをやってみる→せっかく自分の時間が使えるのだからと、自分の体を労ることにしてみました。
きれいなモデルさんが「小顔はマッサージでつくれます!」とマッサージの方法を紹介されている動画を見ながら自分の顔をマッサージ。
まぁ、小顔は諦めてはいますが、気持ちはスッキリします。

④いつもの日課を入院中も行う→普段の生活で、温かい緑茶を飲みながら今日のやることを書き出して頭の整理をする、6時25分からのテレビ体操を10分間行う。これが私の朝の日課です。リハビリの先生からも飛び跳ねたり、右肩を動かさなければ体操はしてもOKと許可をもらい、入院中も毎朝行っています。常日頃やっていることをすると、今日も一日楽しもうと気持ちも前向きになれるのかもしれません。


⑤入院中でもできる趣味を行う→入院中の過ごし方をネットで調べると、編み物や手芸、手のひらにおさまるナノブロック、写経なども紹介されていました。同室者の方は漢字検定の勉強や塗り絵やパズルをされたりと思い思いに入院時間を過ごしておられました。
せっかくなら有意義に時間を使うことが入院生活を楽しむコツなのかもしれません。        

これも楽しみの一つ、七夕の日の昼食

支えていただいていることを実感

長年看護師をしていた私が一患者になって改めてわかったこと。
周りにサポートをしてくださる方がたくさんいるということ。

今後のことを考えて手術をしてくださった主治医の先生、身の回りのお世話をしてくださる看護師さん、
肩だけでなく気持ちもほぐしてくださるリハビリの先生、食事を作ってくださる方、ベットの周りをお掃除してくださる方、
たくさんの方に支えていただいて治療に専念し入院することができていることを改めて感じました。

そして何よりも旦那さん。私が起業する時も手術を決めた時も受け止めてくれる旦那さんの器の大きさには感謝しかありません。
家事や子供のことももちろんですが、「癒しタイム」として時々送ってくれる末っ子の動画には、気持ちもほっこりしています。

お客様にも支えていただいている

けがをしてからお仕事はお休みさせていただいています。
せっかく片付けようと思ってくださっているお客様には本当に申し訳ない気持ちで、ご連絡させていただいておりましたが、本当に温かいお言葉をたくさんいただきました。

私はロフトから雛人形を1人で一生懸命に下に降ろして頂いたあの姿、
コンロの下の汚い汚れを一生懸命にキレイにして頂いてた姿、今でも目に焼き付いています。
私にとって、片付けられないコンプレックス、
でも整理整頓出来ている部屋の憧れを、 一生懸命に、叶えようとして下さるたのしか藤田さん。
大げさになるかもしれないですが、
藤田さんがお仕事をやめないかぎりやめてもお付き合いをして欲しいと思いました。
しょうもない事なのかもしれないですが、
私はあの姿は忘れられないのです。
ゆっくりで良いのでまた私の夢を叶えて下さい!
お願いします♬♡

お客様からいただいたメッセージより

今の私にとってお客様からいただいたメッセージひとつひとつが、リハビリを頑張るための原動力となっています。
私はお客様に支えていただいて今の自分がいる、本当に実感しています。

最後に

記事を読んでくださってご心配をおかけしたかもしれません。
ただ、ただ、今の自分の気づきを記しておきたいという思いで、今回はお伝えしました。
これからも、自分の命がある限り、お役に立てるように頑張って参りたいと思っております。

この記事を書いた人

藤田 純子整理収納アドバイザー1級/発達障害住環境サポーター/看護師

「私があなたのおうちを片付けます。」

看護師として20年以上の経験を生かし、子育てママから老前の整理まで幅広く片づけのお悩みにお答えします。

金額や作業内容などなど、気になることはメールでも電話でもお気軽にお問い合わせください。

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