ひとり暮らしの親が入院。やることと備えることの覚書
楽しくお片づけ♪
奈良の整理収納サービス たのしか 藤田純子です。
奈良より離れた実家で1人暮らしをしている父親が入院・手術をすることになりました。
今回はそこで必要だと感じたことをお伝えしたいと思います。
入院で病院に持って行くもの
入院になり、「今から来てください」と病院から電話がかかり、真っ先に思ったのが入院で必要な持ち物。
着替えや身の回りのもの、たくさん運ぶことを考えて大きな袋持参で病院に向かいました。
しかし、父が入院した病院は入院セットが導入されていました。
衣類、身の回りのもの全て(イヤホンまで)病院で支給されるというシステム。
体一つで入院できるなーなんて思っちゃいました。
結局、実家から病院に持っていたものは時計とカレンダーぐらいかもしれません。
病歴、内服のこと
入院の時に病気の経過や今飲んでいる内服薬を看護師さんから聞かれます。
父親は自分で話す事が出来、聞くことが出来ましたが、父も76歳。
しっかりしてると思いますが、話しが飛ぶ飛ぶ。
いつから症状が出て、どこの病院にかかり、どんな治療や経過をたどってきたか
生命保険の申請書類にも記載が必要ですので、普段から親に聞いておくことが必要だと感じました。
内服薬もお薬手帳できちんと記載してもらっていれば、どの病院から何の内服を出されているか、手帳を見てもらうと明らかになります。
薬でアレルギーがあればこれも記載しておくと「あの、なんとかいう薬」という事にはなりません。
家族が取りに行ってもすぐわかる場所に内服薬、保険書は置いておくようにしてもらう事が大切だと感じました。
介護保険申請
父親は自分の身の回りのことはできていましたので、介護保険制度は利用していませんでした。
実際、手続きから申請が下りるまで1ヶ月~1ヶ月半かかります。
父が入院している病院では相談室で代行申請してくれるとのこと
入院してすぐに申請をお願いしました。
要支援・要介護認定の結果に応じて、介護保険給付額や使えるサービスの種類が決まります 。
また要支援などの認定が下りなくても地域包括支援センターで介護などの相談が出来ると丁寧に教えてくださいました。
生命保険関係
父がどこの保険に入っていてどんな給付を受けることが出来るのか、私は全く知りませんでした。
いわゆる「入院日額○○円」と言うのは退院後に給付されることが主ですが、
父は医療費充当給付金といって入院を開始した時に給付される保障をつけていたので、申請してすぐに給付を受けることが可能でした。
やはりこちらも普段からどこの保険会社に加入していて担当の方など聞いておく必要があると感じました。
家族の健康管理
父が12時間の手術を終え、付き添っていた私に当直の医師が「家族の方は自分の健康を守ることが大事なお仕事ですから、夜はしっかり寝てください」と言ってくださいました。
何は無くとも色々と考えると気持ちがしんどくなります。
自分一人で抱え込まず、いろんな人に手伝ってもらうことが必要だと感じました。
頭もごちゃごちゃしてきますので、私は1冊の手帳を父親の関係することを全て書いておくことにしました。
医師から聞いた話もメモを見ると伝達もスムーズです。
父は現在、回復してきて今はリハビリを頑張っています。
私の世代も親の介護が問題となってくるのかもしれませんが、普段から親に聞いておくこと、備えておくことはとても大切だと感じました。
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