奥行の深い廊下収納は、整理収納アドバイザーの腕の見せ所

ご新規様のヒヤリングに行かせていただきました。

お客様とは当然、初めてお会いするので私も少し緊張いたします。

そんな緊張したままでは、作業もぎこちない雰囲気で進んでしまいますし、なにより楽しんでいただけません。

 

初回は必ずお話(ヒアリング)させていただきます。

お会いしてお話をしていくと共通の知っている方がおられたりと、とても和やかにお話しが出来て私も嬉しく思いました。

お家のお悩みごともいろいろお聞きして、実際の現状を見せていただき、お片付けの進め方などアドバイスをさせていただきます。

時にはじっくりとお話を聞かせていただくこともありました。

これとっても重要なんです。

 

奥行きが深い収納庫が使いづらい?

さて、今回は奥行の深い廊下収納庫についてお悩みのお客様。

そこで、わが家の廊下収納を参考にして頂ければ思いご紹介します。

マンションにも多い廊下収納、わが家の廊下収納庫は玄関のすぐ近くにあります。

上段まで使えるようにと扉も天井近くまでの大きい扉にしてもらいました。

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扉を開けた状態です。

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こちらの収納庫は奥行が85㎝、入れてある棚板は60㎝です。

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奥行が深いとそれなりに工夫が必要です。

一番下段は掃除機など背の高いものを手前に収納。

奥には今は扇風機を置いていますが、夏になると今使っている加湿器と交代です。

なので奥は季節外の家電置き場でしょっちゅう出し入れしないモノの収納です。

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以前ゴミ箱として使っていた青い入れ物の中にはほうきやフロアーモップなどを立てていれてます。

フロアーモップなど意外と場所を取りますが立てておくことで省スペースとなりました。

 

一番使いやすい場所はストック置き場です。

下から2段目の一番使いやすい段は、日用品の中でも使用頻度が高いストック品を収納しています。

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トイレにも近いのでトイレットペーパーは全てこちらに置いています。

横にはボックスティッシュのストックを。

どちらもすぐ使えるようにトイレットペーパーは袋から出してボックスティッシュも取り出し口の紙もはずしてあります。

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収納するモノの高さに合わせて

3段目はマットやシート類の予備です。

キッチンマット、トイレマット、ダイニングチェアーのカバーなどを全て収納してあります。

ここはホームセンターで板をカットしてもらい棚板を増やしました。

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高い位置にはあまりつかわないお客様用のモノ

4段目は座布団類を。あまりお客様もこないので使用頻度は低めです。

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一番上は季節モノ

5段目の一番上段は季節のレジャー用品を収納してます。

収納ケースにはプールで使う浮き輪などが入っています。

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扉の裏にも収納できます!

他にも工夫している所は扉の裏側には、はたき類。

たくさんありますが天井用、鏡用、寝室用などそれぞれ用途別になっています。

 

あと壁の空いている部分にはワイヤーラックを取り付けました。

時間が出来た時にしたいお掃除の内容や日用品で購入するものなどを書くためのメモ版にしています。

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細々としたものを収納する為に無印良品のポリプロピレンストッカーを使っています。

奥行は40センチと一定ですが、高さが3種類ありますので、収納するもので合わせることができます。

掃除機の部品、シート類の収納にしています。

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資格を取ったから、すぐにこういう収納になったかと言えばNO!

何回も何回も試行錯誤して今の使いやすい状態になりました。

片付けるための知識は当然必要ですが、その知識に基づいた試行錯誤の経験が整理収納アドバイザーの糧になると考えてます。

その糧をお客様にお伝えしたい。

お客様にも使いやすい収納になりますよう精一杯お手伝いさせていただきます。

この記事を書いた人

藤田 純子整理収納アドバイザー1級/発達障害住環境サポーター/看護師

「私があなたのおうちを片付けます。」

看護師として20年以上の経験を生かし、子育てママから老前の整理まで幅広く片づけのお悩みにお答えします。

金額や作業内容などなど、気になることはメールでも電話でもお気軽にお問い合わせください。

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