ペットとのお別れ～その時にあったアンビリバボーな話

奥さんがブログを書いている時のこと

記事に挿入する写真を選んでいると何気なく数年前に亡くなったワンコの写真を使う記事に仕上がり

僕は感傷に浸る瞬間がありました。

「あの時は自然と涙があふれてきたなぁ・・・」

 

ペットが亡くなったらどうすればいい？

ペットが亡くなった後、何をどうすればいいかわからない・・

• 火葬：どこで火葬してくれるのか？
• 土葬：庭に埋めるのがいいの？
• 葬式？どれくらいの費用がいる？

ネットで調べてみた結果、ペット専門の葬儀社があって遺体を引き取り火葬してくれる業者がある。

中には葬儀までできるところもあって、下世話な話費用が結構かかる。

さすがに葬式まではするつもりはなく、専門の業者に火葬の依頼をしようかと決めあぐねていました。

 

僕が住んでいる所では市営の火葬場でペットの火葬ができるとのこと

この時まで全く知りませんでした。

市営斎場でペットの火葬ができることを。

• 骨を拾いたい場合は個別に火葬できる
• お骨が必要でないなら、他のペットのご遺体と一緒に火葬する
• お墓に変わる慰霊碑が霊園にある

＊市町村によってはペットの火葬ができないところもあると思いますのでご注意ください。

 

アンビリバボーな話

ワンコはダックスフンド。犬種的には長寿な方で長ければ２０年生きる犬もいるそうです。

夏の暑い時期で猛暑が続いていた時期、最初は夏バテかなぁなんて思っていましたが

亡くなる数週間前からどんどん食が細って、みるみる衰弱していきました。

 

その頃、一人暮らしをしているおばあちゃんも猛暑の影響で全く食欲がないと・・・

頭がフラフラして、一日中横になってるとのことで、しばらく実家で様子をみることになった。

実家で様子をみるとはいっても、あいかわらず食欲がなく果物しか口にいれない。

 

ごはんを食べないので栄養失調状態？「じゃあ栄養ドリンクでも飲むわ」

そんなくだりが数週間続き、病院嫌いのおばあちゃんですがさすがに１回病院行っておこうと説得。

診察を受けた結果・・・「血糖値が異常に上がっています」

「これ、もう意識がなくてもおかしくない数値ですよ！」

緊急入院をすることになりました。

 

最初のつまづきは食事をいっさい摂らずに果物だけ、とどめは大好きな栄養ドリンクの糖分でした。

 

緊急入院の手続きを一通り終え、一足先に家に帰った奥さんから着信あり

「ワンコが死んでる・・・」と

動揺を隠し切れない僕は、なぜか逆に激昂し怒りが湧いてしまったのです。

 

おばあちゃんは入院後しばらくして容態が安定。

入院から数日後こんな話をしました。

僕　：「おばあちゃんが入院した日に、うちの犬が死んでしまってな・・・」

祖母：「そうか、私のために大変な時にかわいそうなことしたな」

祖母：「もしかしたら犬が私のことを助けてくれたのかもしれへんなぁ」

僕　：「そやな、そうかもしれへんな」

 

僕は気付いていました。

おばあちゃん子の僕のために、ワンコがおばあちゃんを助けてくれたことを

 

ペットを送る日

お気に入りの毛布にくるんで最後のお別れをしダンボールにいれて蓋を閉じた。

火葬場へ向かう車中、となりに乗っている奥さんも僕もなんとなくシーンとしている。

ちょっとだけ泣きながら焼き場の人にダンボールを渡したらすぐ家に帰った。

 

その時になってみないと、多分わからないと思います。

僕はペットロス症候群にはなりませんでした。

なぜならなかったか、その理由はわかっています。

「感謝の気持ちを持って送り出せたから」

 

編集後記

ペットが亡くなったら時どうしたらいいのか全くわからなかったので

その時のための段どりなどを情報として書いてみようと思い書き始めたわけなんですが

書き出したら止まらない・・もう完全に日記帳になってしまいました。

 

この編集後記を書いているのは、本文を書き終えてから数日経過しています。

文字にするとペットですが、家族の一員でしたのでキッパリ割り切って記事にすることは不可能と思い

はずかしながら本文そのままで出稿することに決めました。