家作りと収納と間取り。整理収納アドバイザーが建てた家

家の間取りについては「とにかく収納の多い家」というボヤ~っとしたイメージをお持ちの方におすすめしたい3つのポイント

わたくしの家のことで恐縮ですが、間取りのプランに取り入れてみてはいかがですか?

 

ポイント1.シューズクローゼット

「玄関は広く!」

玄関を広くとることで他のスペースがなくなることは承知の上、それでもキレイな玄関をキープするためにシューズクローゼットは必須。

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・玄関を圧迫する靴箱という収納をおきたくない

・急なお客様をお迎えする時も余裕~♪

・基本的に玄関にはなにも置きたくない

年齢を問わず、大人も子供も脱いだ靴をいちいち靴箱に直すとは思えません。たとえシューズクローゼットがあったとしてもそれは同じ(本当は直してほしいのですが・・・)

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なので、家族が普段出入りする場所とお客様をお迎えする(公共性をもたせた)場所を区別して、家族が出入りする場所に扉をつけて目隠しできるように間取りを作りました。

シューズクローゼットは靴以外の、外で使うものも収納しています。

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ポイント2.リビングに収納庫

「広ーいリビングにウットリ♪」

モデルハウスのような広いリビング、だれもが思い浮かべる光景で憧れると思います。

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がしかし、現実はそうはいきません。

・例えば子供のおもちゃが散らかっているとしたら

・例えばリビングに電話台や収納棚を置いているとしたら

・リビングで過ごす時間が家の中でもっとも長いのでなにかとモノが集まってくる

いつの間にかちょっとしたモノが増えていくのがリビング

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ほんの1~2畳程度リビングのスペースを削り、リビング収納庫としてのスペースに充てました。

このスペースがリビングにあることで、上に書いたような問題は全てクリアー!

収納棚を増やすことなく、常にスッキリとした状態をキープできています。

 

ポイント3.パントリー

「美しいキッチンのために♪」

家の中で一番モノの出入りが激しい場所キッチン。

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食材に限らずキッチンで使うものには「ストック」がつきものですよね。買出しに行ってまとめ買いすると一時的にモノがあふれてしまいます。

・もちろん食材のストック

・ホットプレートなど、大きくてキッチンには収まらないもの

・レシピ本などキッチンに関する雑多なものなど

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キッチンの間取りは基本的にすぐ手が届くような設計になっているはず。言い換えればあまり広々としたスペースではないのが普通。

そういう意味でもキッチンにパントリーはなくてはならないスペースです。できればキッチンの横、またはキッチンとひとつながりになっていることが望ましいです。

 

いかがでしたか?

3つのポイント全てにおいて言えることですが、何かのスペースを少しだけ削り収納に充てる。

家の間取りを作っている段階では、具体的に何を収納するとかは何も決めていませんでした。それでもこの3つのスペースを用意しておいて本当によかったと確信しています。

こじんまりとした家ですが、この家は本当にわたくしの自慢です♪

この記事を書いた人

藤田 純子整理収納アドバイザー1級/発達障害住環境サポーター/看護師

「私があなたのおうちを片付けます。」

看護師として20年以上の経験を生かし、子育てママから老前の整理まで幅広く片づけのお悩みにお答えします。

金額や作業内容などなど、気になることはメールでも電話でもお気軽にお問い合わせください。

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