子育て中の片付けあるある。成長を待つということとは

「やりたくない」から「楽しい」に変わるお片付け
奈良の整理収納サービス　たのしか　藤田純子です。

以前、3歳と5歳のお子さんをお持ちのパパさんとお話しをする機会がありました。
もっぱらお片付け相談だったのですが、私も子どもが小さい頃は「片付けしなさい」って怒ってばっかりだったなーと反省。今回の記事で小さなお子さんをお持ちのママさん、パパさんに少しでもお役に立てたら嬉しいです。

 

「片付けや〜！（怒）」子育てあるある。

お客様からよくお聞きするお子さんの片付けのお悩みとして

• 次から次へとおもちゃを出して遊び始める。
• 親が怒った時しか片付けない
• 使っていないおもちゃも「まだ、あそぶからっ！」って捨てないので増える一方。

ママさん、パパさん、あるあるでしょうか。親御さんにとって悩ましいお片付け問題です。

うちの小学生はおもちゃで遊ぶことはなくなりましたが、散らかし専門。
女子中学生は服のコーディネートをしたのか、色々な服が衣装ケースの上に山積みになっている状態。
私も同じように子どもの片付けでは悩ましい母なのです。

片付けを見せる、伝える

ですが、子どもに怒って片付けをさせるのではなく、親が片づけの仕方を見せること、そして片づけの方法を伝えることが大切だと思っています。今から7年前。6歳の長女と一緒に片付けをしたときの様子です。

①片づけめんどくさいから寝ころんでみる

②お母ちゃんも手伝ってくれるなら片付けるわ。ブロックから入れていったらいいねんな。

③次はえんぴついれてっと

④あとは棚に入れるだけ、お母ちゃんも手伝ってや。

弟も一緒に遊んでいたのに寝てしまい、長女に片付けを伝えた時の様子です。
長女にしてみたら、何で私だけ片付けなあかんの！
っていう気持ちでいっぱいだったと思います。

片付けの方法はわかっていますが、ただただめんどくさい。
どこから片付けたらいいか親が声をかけ、一緒に手伝い、いっぱい褒め（笑）
最後は長女もニコッと笑っていました。

いつか、上手になってきます

片付けとは別の話になりますが、我が家では子どもが小学生になると自分の上靴を洗うように言っています。
洗うときはこうやってとか説明し、次から自分で洗うようにしてもらいます。
が、最初は洗うというより撫でているだけ。

洗面所周りは洗剤で汚れているし、はっきりいって余計に手間がかかる。
私がやってしまったほうが楽。
けれども根気よく「今日はキレイに洗えてるよ」など乗せて上げてを繰り返し、続けさせると靴の内側も綺麗に洗おうなど段々上手になってきて、わが子も成長してきたなぁなんて思ってしまいます（親ばかですが）

お片付けも同じように、続けると子どもも段々上手になってきます。
使ったものを片付けてから次のおもちゃを出す、しまう所がいっぱいになってきたら、使わないものは処分する。
必要かどうかの判断力もついてきます。

我が家の散らかし専門の小学生ですが、自分の持ち物を整理する時には、要る要らないの判断力はしっかり出来ているのではないかと思っています。（親ばかですが）

成長を待つということ

高校2年生の時に学習机のお片付けを一緒にさせていただいた娘さん。
その後もお母様とはご依頼を頂いてお付き合いをさせていただいていました。
伺うたびに、お母さんは娘さんの洋服が出しっぱなしでつい娘さんに怒ってしまうなど話しておられました。

高校生だった娘さんも社会人となり、お会いする機会もなくなりましたが、
ある時、お母様が「見てやってください」と見せてくださった洋服収納。

洋服も綺麗に収納されていましたが、娘さんご自身で上手にラベリングを書いて貼っておられました。
お母さんも話しながらすごく喜んでおられ、私も自分の娘の成長のように本当に嬉しかったです。
親が心配しなくても子どもはちゃんと成長するんだと教えてもらった瞬間でした。

まとめ

ママさん、パパさん、本当に育児、家事、お仕事、本当に大変だと思います。
今はお子さんの片付けで悩んでいても、成長して、片づけが出来るようになる日がやってくると私は思っています。
それまでは、お子さんの見本となるように片付けを見せること。
どうやって片づけていくか伝えてあげてくださいね。

私自身、子育ては色々と反省することばかりですが、
今、私ができることは頑張っておられるママさんパパさんを整理収納で応援することだと考えています。
お片付けの悩み、子育ての事でも大丈夫。どうぞ、お気軽にご相談ください。